Spotifyは今日、オーディオブックサービスの将来に向けて次の展開を発表しました。火曜日の午後、ニューヨークのオフィスで開催されたイベントで、同社は新しいビジネスモデルを発表し、Spotifyのプレミアムサブスクリバーに150,000タイトルのオーディオブックカタログに無料でアクセスできるようになることを発表しました。

このサービスは、今日からイギリスとオーストラリアで最初に開始され、今年後半にはアメリカで開始され、その後他の市場でも提供されます。

Spotifyの創設者でCEOのダニエル・エクは、イベントで「現在、オーディオブック市場では大手が支配している。そして音楽やポッドキャストの場合と同様に、他にも多くの消費者がオーディオブックを消費したいと考えており、オーディオブックを聴きたいと思っています。そして音楽やポッドキャストと同じく、クリエーターと消費者の両方のために構築した驚異的なツールをすべて世界中に提供することに本当に興奮しています。」と語りました。

Spotifyは、デジタルオーディオブック配信業者Findawayの買収によってエネルギーを得て、2022年9月にアメリカでオーディオブックを初めて開始し、当初は30万タイトルのカタログでスタートし、その後、同じ年の後半に他の英語圏市場、そして2023年初めにカナダに拡大しました。昨年のサービスの登場では、Spotifyは成長市場に参入する可能性をうたい、オーディオブックが書籍市場全体の6〜7％のシェアに過ぎないことを指摘し、このカテゴリーは年間20％の成長率を維持していると述べました。